木造住宅の設計・施工
大工が図面から関わり、木の特性を活かした住まいを一棟一棟手づくりで仕上げます。素材の選定から細部の納まりまで、現場と設計を行き来しながら丁寧に組み上げていきます。
まるみ工務店は、大工の手仕事を中心に据えた木造住宅の設計・施工を行う工務店です。一棟ごとに材を読み、構造を考え、図面を起こす。墨をつけ、刻み、組み上げる。家づくりのすべての工程に、大工の判断と技が通っています。
棟梁・稲吉三太郎は、日本の伝統的な規矩術に加え、フランス規矩術(trait de charpente)を学び、現代の木造建築に応用しています。二つの異なる文化に根ざす立体幾何の技術を扱える稀少な実践者として、複雑な小屋組みや継手仕口の設計・加工にあたっています。
設計から、規矩、そしてフランス規矩術の実践まで。
大工が図面から関わり、木の特性を活かした住まいを一棟一棟手づくりで仕上げます。素材の選定から細部の納まりまで、現場と設計を行き来しながら丁寧に組み上げていきます。
日本の規矩術とフランス規矩術(trait de charpente)を用いた複雑な小屋組み・継手仕口の設計と加工。立体幾何の手法によって、力の流れと木の性質に適った構造を導きます。
ヨーロッパに伝わる立体幾何による木組み技法を学び、現代の木造建築に応用しています。文献研究と実作を往復しながら、技術を更新し続けています。
棟梁・稲吉三太郎が、構造の構想から納まりの細部まで責任を持って手がけます。判断する人と手を動かす人が同じであること。それが家の質を決めると考えています。
日本とフランス、異なる文化に根ざす二つの規矩術を扱える稀少な技術力。それぞれの長所を活かし、複雑な架構や軒先の納まりに応えます。
設計と施工を分けず、一連の流れとして手がけます。図面に書かれた線が、そのまま墨となり、刻みとなり、建て方となる。手仕事の連続性を守ります。
木と空に開かれた、隠さない構造。柱・梁・小屋組がそのまま空間の表情となる、骨太で静かな住まいを目指しています。
木は生きた素材です。一本ごとに性質が違い、年月とともに動きます。継手・仕口の選択は、その木の性格を読みながら、力の流れと納まりを同時に解くこと。日本の規矩術が長い時間をかけて磨いてきた知恵を、いまの現場で更新していきます。
フランス規矩術は、立体幾何の作図によって複雑な接合を導く技法です。寄棟や入母屋のように、面と面が交わる屋根構造を、紙の上で正確に展開し、原寸の墨へと写していく。二つの伝統を持ち寄ることで、表現できる架構の幅が大きく広がります。
対話から、建て方の祝祭まで。手仕事の連続。
暮らしの希望、敷地、予算を伺いながら、家のあり方を一緒に描いていきます。
大工自らが図面を引き、規矩術によって構造の細部までを決めていきます。
適材適所。一本ごとに木を見立て、どこにどう使うかを決めます。
墨をつけ、継手仕口を加工する。家の骨格が、ひとつずつ形になる時間。
刻んだ材を現場で組み上げる。架構が立ち上がる、家づくりの中心となる日。
造作、仕上げ、調整を経て、住まいとしての姿を整え、お引き渡しします。
木は、伐られたあとも呼吸を続けます。湿度を吸い、放ち、ゆっくりと姿を変えていく。その性質をあらかじめ織り込んで、構造と仕上げを設計することが大切だと考えています。
節の表情、木目の流れ、芯の位置。一本ごとの個性を読み、適材適所に配する。木をごまかさず、素のまま使うこと。それが結果として、長く住まう人を支える家になります。
現場での気づき、学びの記録を綴っています。